東野圭吾さんの作品はこれまでにもいくつか読んだことがあって、いつもはまってました。(^^)
で、久々に読んでみようと物色してコレを選んだのですけど・・・ またまたヒットでした。 推理小説っていうジャンルになるんでしょうけど、犯人探しやそのトリックがメインで描かれているわけではないんですよね。 殺人事件があって、主人公が警察官で・・・っていかにも推理小説なんですけど、 犯人が誰かってことより、主人公とそれを取り巻く人たちの運命みたいなものにどんどん興味がひかれていきます。 だから犯人がわかることがこのお話の結末じゃないんですよね。 もちろん小説だからとっても特異な数奇な運命を背負った人たちばかりが登場してるんですけど、 こういうお話を読むたびにホントに人それぞれ、人の数と同じだけの人生があるんだろなって感じてしまいます。 で、わたしは基本的に泣ける話を好むんですが、実際にこのお話は泣きませんでしたけど、食べながらでも読み続けてしまうお話でした。 よかった~度=♪♪♪♪♪
by kuroda-3
| 2006-06-09 21:34
| 本の話
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