「解夏」 さだまさし:作 (幻冬舎文庫)

これもまた前回書いた「文学と花の世界」に出ていたお花・・・じゃなくてお話です。
それをきっかけに読んでみようと思いました。

実はわたくし学生だった遠い昔、さだまさしが大好きでLP(当時はレコードでした。)も何枚か持っていたし、コンサートにも行ったことがありました。
ところがぷっつり縁を切ってしまって(変な言い方ですが)、全く無関心になってしまったのですね。(スミマセン)
だからこの本がチョッと話題になっていてもなんだか手を伸ばせなくって・・・(^^;
当時は夢中になっていたステキな詩を書く人だから、きっといろんなステキな言葉を駆使したお話なんだろうなっと思いつつも。。。

お花がきっかけでようやく重い腰を上げ(?)、読んでみて。。。
やられたーーー!!って衝撃でした。
やっぱり、さだまさしはタダモノじゃなかったんだぁ。

1冊に4つのお話が収められた小説集です。
その4つともが泣かせてくれました。(笑)
「解夏」ももちろん後の3つも滂沱の涙です。スカッとするほど涙流しました。
全部のお話は別に連作って訳じゃないんですけど、なんかこう共通しているものが漂っているような気がするんですね。
それをなんて言葉で表せばいいのか、ずっと考えてるんですがわからんのです。
でも、そうだなぁ・・・それぞれの主人公がその過去から導き出される現在があって、それぞれに過酷だったりするんですけど、そこからつながる未来が見えてくるっていうか
さわやかな希望が見えてきます。
だから読んだ後にさわやかさが残るんだろうなって思うのです。

チョッとわかってきました。わたしの好きなお話。
思いっきり泣けて、読んだ後にさわやか系!          
                               よかった~度=♪♪♪♪♪
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by kuroda-3 | 2006-06-18 16:49 | 本の話
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