「砂の女」 安部公房:作 (新潮文庫)

これもまたまた前回と同じく「文学と花の世界」に出てきたお話です。
すごく感じのいい先生がこのお話をテーマにしてお花をデザインされていたので読んでみたのです。
一言で言ってメチャメチャ不思議なお話でした。っていうか、文学―――難しかった。。。
でももっと不思議だったのはその先生がどうしてコレをテーマにされたのかっていうのが全く結びつかなくって・・・今度会ったらぜひ聞いてみたいです。(^^;

最後に解説を読んで初めて知ったのですが、これは安部公房の名を世界文学へ仲間入りさせたとともに、この作品は二十世紀文学の古典に目されるようになった・・・ということらしいです。
全然知りませんでした。安部公房も読んだことなかったし。。。
でも読んでいるうちにたぶんコレって名作というか芸術作品なんだろうなって気がしていました。

砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められるっていうとてつもなく不思議ワールドなんです。
最初は気持ち悪くって、自分まで口の中がざらついてくるような気分になって・・・
寝る前には読めませんでした。夢に砂嵐が出てきそうで。(^^;
でもだんだんこの不思議ワールドにはまってきてその男の脱出模様に手に汗にぎる・・・みたいに読みきってしまいます。

なんかそこに流れているテーマは深ーーーいものがありました。
ただ、こういうお話は読んでいてドッと疲れます。グッタリです。
次はさわやか系のお話で口の中をゆすぎたいって感じです。
                                     よかった~度=♪♪♪♪
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by kuroda-3 | 2006-06-25 16:29 | 本の話
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