「疾走」㊤㊦ 重松清:作 (角川文庫)

なんだかねぇ、新年早々重たすぎるお話でした。
でも読みふけってしまいましたから、きっと心に迫ってくるお話だったと言えるんですけど。。。
おすすめできないポイントを先に言っときます。
一つ目は・・・性暴力のシーンが多すぎて、このストーリーには必要なんでしょうけど、そういうのって「コレよかったよ。」って人にすすめにくいです。
二つ目は・・・表紙の絵がめちゃめちゃグロテスクな顔なんですね。題名と作者と裏表紙の説明だけ読んで買っちゃったんです。もし、この絵を見ていたら怖くて買わなかったと思います。
おすすめできないポイントはこの2つだけで・・・内容は裏表紙に書いてあった通り「各紙で絶賛された、奇跡の衝撃作」だと思います。
中学生のシュウジは、優秀だったはずの兄が犯した犯罪をきっかけに苦難の道へと追い込まれていく。
犯罪者の弟として学校では孤立を深め、父は行方不明になり、母の生活も荒れ果てて・・・それはもう過酷すぎる運命なのです。
ひとり、ふるさとを出ていく。その途中にも地獄のような時を過ごし。。。
・・・家族や人が壊れていくさまがすさまじく描かれていて・・・もうホントにすさまじかったです。
って、ホントにわたしって語彙が足りません。(^^;
この頃家族内の凄惨な事件があふれていますよね。ニュースでは数日で過去の話になっていきますけど、たぶんそれぞれの分の壊れ方があり、再生しようとする営みがあるんだと思います。
読んでおくべきお話だったようにも思うけど、お正月は止めといた方がいいです。
最初に書いた2点がなければが5つなんですけど・・・    よかった~度=♪♪♪♪
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by kuroda-3 | 2007-01-06 17:27 | 本の話
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