「青空の街」 池波正太郎:作 集英社文庫

なんて素朴な題名なんでしょう?!ねっ。ホッとする題名ですよね。(^^)
実はこの本の前に「コンセント」っていう田口ランディさんの本を読み終えたんです。
読み終えたんだから、おもしろくなかったわけではないんですけど、あまりにも衝撃的な内容で読むと心身ともに疲れるというか・・・気分が深みにはまっていくというか・・・
ついに感想を書く気力もなくなるようなお話でした。。。
だから、この本には救われました。ホッとしました。
殺伐としたことやショッキングなことがあちこちで現実におきている現代だから、映画や小説はそれ以上のインパクトを与えようとどんどん衝撃的になって・・・
そんなのばっかりだと疲れちゃうんですよね。
だからと言って退屈なお話だとなんだかなぁ~~って思って最後まで読めない。。。
わがままな読者です。(^^;
で、このお話はブックオフで100円のご本ですから、(ですからかどうかはわかんないですけど)チョッと古い本です。文庫の初版が1980年ってなってました。
それ以上にゆっくりした時間の流れを感じました。
主人公は社長の息子で大学を出たんですが、自分にはどんな仕事が向いているんだろうかとゆっくりゆっくり考えてるんです。
そのゆっくりさが周りの大人には理解されにくいんですけど、でもどこか憎めなくて愛されてもいる。
たぶんゆっくりだけどいい加減なわけではなく誠実に迷っているからなんだとわたしは思う。
ジェットコースター話に疲れて古き良き昭和でくつろぎたい人におすすめ。
                                   よかった~度=♪♪♪♪
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by kuroda-3 | 2007-02-21 09:52 | 本の話
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