「オーデュボンの祈り」 伊坂幸太郎:作 (新潮文庫)

舞台は江戸時代から「鎖国」している“荻島”。言葉をしゃべるカカシ。嘘しか言わない画家。島の「ルール」として殺人を許されている男。。。。
なんて荒唐無稽なお話なんでしょう。
こういうのをシュールレアリズムっていうのかなぁ。でもわたし、文学史とか芸術のこと全然わかってないし・・・シュールな気もするけど、コレをホントにシュールって言っていいのかなぁ・・・なんてことを思っていましたら。。。
解説の一行目に「なんとシュールな小説か。」って書いてあったので、妙にホッとしました。(^^;
ホントにね、シュールなお話なんです。オマケにこのしゃべるカカシが殺されていたりしますから。。。チョッとついていけません。
なのに、なんだか妙に惹かれてしまうんですよね。この“荻島”ワールドに。
そしてこの不思議な設定を通して何かをわたしに教えようとしてくれてるんじゃないだろか?って思いながら最後まで静かに読んでしまう。っていう感じのお話でした。
何を教えてくれたか・・・チョッとまだぼやけていてハッキリしません。
でもなんだかやさしい気持ちを受け取れるんです。
強盗だの殺人だの・・・チョッと引いてしまう言葉が氾濫しながらも、なんだか優しい&あったかい。                               よかった~度=♪♪♪♪
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by kuroda-3 | 2007-08-28 20:59 | 本の話
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